「今日あたり話してみたら?
ぶつかる事も大事だよ!」




里美…。ありがとね?


「うんっ…!聞いて見るよ。私っ………!」




「よしっ!それでこそ冬嘩だっ。」

里美に励まされ、ちゃんと冬樹くんと向き合おうと決めた時だった……。


「よっしゃー!がんばっ……………!!!?」



『がんばるぞー!』と言おうとしたとたん、頭に強い衝撃をかんじた。


何がなんだか分からなくて、
薄れてゆく意識の中、里美の声だけが頭に響いた。






―――――――――――
―――――――――