「…ついたね。じゃ、また明日!冬樹くん。」 そう言い、玄関に向かう。 「うん。また明日。」 冬樹くんはいつも私が中まで入るのを確認してから帰る。 それが凄く嬉しくて。 こんな事で『好き』って想いが大きくなる。 やばいなぁ~…。 私。相当惚れてるし。(笑) きっと気付いてないんだろうな…。 冬樹くんは。 ほんの些細な事で、どんどん好きになってるって。 いつか…。 言えたら、言おうかな。