切符を買うため
列に並んだ。
隼人も隣にいる。
ずっと列が
続けばいいのに
そしたら隼人と
ずっと一緒なのに。

「じゃあな。
気をつけろよ。」
隼人はいつものように
優しく笑いあたしの
頭を優しく撫でた。
「うん。
バイバイ!!」
機械に切符をいれ
改札をくぐった。
後ろを見たが隼人は
まだいる。
あたしは手を振り
エスカレーターに乗った
隼人の優しい視線を
背中に感じた。