席に着くとすぐに花園は、机にうつ伏して寝てしまった。

会議室について、すぐに怒って帰ってしまうだろうと予想していたので、宮澤は意外だと思いながら寝ている花園を見た。

今回の会議は顔合わせみたいなものだったため、委員が絶対出席だったが次からはいけない場合は、同じクラスなら違う人が変わって出てもいいという説明がされ、宮澤はほっと安心した。

きっと、次はこんなにうまくはいかないし、こんなことを続けていれば自分の身が持たないと思ったからだ。

次までに、各クラス何がしたいかと、どこを使いたいかを決めておいてほしいということで第一回目の委員会が終わった。

会議が終わったので、教室で待ってくれている嶋崎と河端にメールをしながら、ちらっと横で熟睡している花園を見ながら軽くため息をついた。

「どうしよう・・・。」