「最悪だ・・・・。」 黒板に書かれた文字を見ながら、うなだれているのは私立花岡高校1年B組の宮澤 セリ。 「まぁまぁ、助けてあげるから。」 宮澤の肩を軽くポンポンと叩きながらそう言うのは、同じクラスの河端 ナズナ。 「そうです。いつでも頼って下さい。」 そう言いながら、日直の日誌を書くのは嶋崎 スズナ。 「あ~。数時間前に戻りたい!! どら○も~ん!!」 きっかけは、数時間前のHRでの出来事。