うわぁ~~久美子が、まだ同じ場所にいる!? 女の執念、こわぇよぅ~~ どうなんのさ、この修羅場? 黒田は車に乗り込み、ママは店の鍵を閉めた。 そして……何に臆することもなく、自然と助手席に乗り込むママ。 ブオオオ~ン~車は走り去った。 その場に取り残された久美子は、走り去った車を、ただ呆然と見ていた。 その赤い目から、二筋の涙を流したジャンボうさぎがここに一匹。