「お母さんが会わないで
って言ってから…
風牙くんは笑わなく
なったらしいの……

毎晩毎晩うなされてた
みたい『心音』『心音』
って………。


でもお母さん……
そんな事知らなくて
酷いこといってしまったの」


とお母さんは
泣きながら話している……


「なんて言ったの……?」


「心音が小学校6年生の時
…この家に風牙くんが
訪ねて来たの…」