家に着き早速母が
話し出す…



「心音…覚えてる?
心音が小学校3年生まで
ずっと一緒に遊んでた
男の子の事……。」


男の子……。
確か……



「覚えてるよ……でも
顔は忘れちゃった……。

その男の子は私よりも
背が小さくて……
いつも私の後ろをついてきてた……

大好きだったんだ…

でも遠くに引っ越し
ちゃったんだよね?」