私は病院の出口に
向かって歩いていた。



すると病院の外に
お母さんが立っている。



どうしてお母さんが?



「お母さん――!!!
どぉしたの?」


と私が訪ねると…
お母さんが…



「心音…話があるの…」


いつもふざけている母が
真剣な表情なので私は

どんな話なんだろうと
不思議に思った。