カランッカラン。 中に入ると扉の上についている 鈴がなり店員が走ってきた。 「いらっしゃいませ♪ お二人様でよろしいですか?」 俺は今にも ケーキの甘ったるい匂いと 店員の甘ったるい声で 酔いそうだった。 「はい………2名で…」 「はい!ではこちらにどうぞー♪」 「おい、竜稀行くぞ。」 「………有…紗?」