「んなこと、知るか。」 カラオケに居ながら俺は 歌いもせず竜稀のくだらない 相談を受けていた。 金がもったいない。 竜稀は相変わらず変な顔をしてる。 「なぁ、竜稀? 場所変えねぇか?」 「え?…あ、うん。」 竜稀は半分話を聞いてなかったと 思うが俺が無理やり連れ出した。