「なんで?」




久穏はふしぎそうな顔をして、
聞いてきた。






「だから俺と付き合ってる
時点で男嫌いは
治ってるんじゃねーの?
最近、男子にも自分から話してるし、」







「うん…そうだけど
まだ、怖いの……」








「まー、また男嫌いになりそうだったら
俺が助けてやるから安心しろ。」








そう言って俺は久穏を抱きしめた。







「風牙くんありがと……」






そういいながら俺の体を一生懸命
抱きしめる姿を見てると……


なんか守りたくなる。





それと、なんか…
変な気持ちになる…




我慢しろ!!!!俺。