そうやって俺が後悔していると、
「ちょっ……有紗ちゃん?
無理、恥ずかしいよー。」
「何言ってんの。いいから
並ぶ並ぶ!!」
そうやって、三月が
久隠を俺指名の列に
無理矢理並ばしている。
三月ナイス!!
気合い入ってきた。
「もぉー、有紗ちゃんってば。」
そう言って頬を膨らませている
久隠は最高に可愛い。
「風牙くん♡♡メアド教えてよ♡♡」
「だめよー♡♡風牙くんは
あたしと今度ゆっくり夜を
楽しむんだから♡♡♡」
今、接客しているのは年上の
お姉様方。
そう言って、俺の両サイドから
腕に胸を押し当ててくる。
年上、がめつッッ!
しかもよりによって久隠が
いる時にこの状況って………
地獄だな…………。