「私ね？最近、変なの…。
あのね風牙くんを好きに
なった時は風牙くんを
見てるだけで十分だったの。」






「うん。」



久隠はほんとに戸惑った様な
焦っているようなそんな風に
見えた。





「でもね？風牙くんと
両思いになって、付き合って、
キスして、すごくすごーく幸せ。」






「ん。」







「でもね、風牙くんの事を好きに
なるたび、なんかこう………
もっと触れたいな…とか
もっと触れて欲しいな…とか
思うようになっちゃて……

どうしよう……変だよね？」