そして、その日の帰り道。
いつもは、オレと竜稀2人で
帰っているが今日は
久隠と有紗も居た。
それにしても竜稀は
まだ言っている……
「あー。メイドー。
見たい、見たい!!」
「うるせぇ。黙って歩け。」
いつもみたいに竜稀を
黙らせていると、
「何でそんなにメイド服がみたいの?
誰かのメイド服がみたいの?」
真剣な顔で久隠は
竜稀に質問した。
「ん?そりゃ、男のロマンだろ?
誰かのメイド姿?
………まぁ、強いて言えば
有紗のメイド姿だな。(笑)」
「……………っ!///黙ってっ//////」
そういいながら有紗は
顔が真っ赤だ。
あー。出たー。
竜稀の天然タラシ。
有紗が照れながら怒るのが
相当おもしろいのか、
竜稀は何回も天然タラシ発言
を繰り返している。
そう言ってじゃれている
2人を交互に見ながら
顔を赤らめている人物が居た。
久隠だ(笑)