その喧嘩がだんだん
エスカレートしていき
有紗ちゃんが竜稀くんの
胸ぐらをつかむ。





私はなんとか喧嘩を
止めようと
二人に近づいて見るが




…………近づけない!!





こんな時風牙君なら
瞬時に喧嘩を
止められるんだろーな……



とゆうか……風牙くんは?


いつもなら側で爆笑しながら
2人の喧嘩を見てるのに

今日は居ない。


私は、辺りを見回して
風牙くんを探してみる。



…………居た。

呑気に携帯いじってるし。





あぁ!
そう言えば私……………
風牙くんの彼女なんだ………/////


あの日から私達は付き合ってる。




でも、なんだか恥ずかしいです。
まだ、実感がない。
風牙くんの彼女っていう実感が。



あー////風牙くん。
呑気に携帯いじってる姿も
様になってるよー
「かっこいい……………です。」




「は?俺?」



わぁっ。気づいたら目の前に
風牙くんが居て
そんなことをいって来ッッ!?


んっ!?

「風牙くん?俺?って言った?」




「うん。久隠が
(かっこいい…………です。)
っつったから。
俺かなぁ?って(笑)」