ごめん?
分かんないよ……
意味分かんない。
キスしてごめん?
それとも、
好きな子いるのに
キスしてごめん?
ごめんの意味が分かんない。
「分かんない…風牙くん…」
私は独り言の様に
まるでかが飛んでる様な
小さい声で言った。
「…ごめん……!」
さっきより力強く
風牙くんは謝ってきた。
「どうして?…
どうして好きな子が居るのに
キスするの?
だれでもいいの?
もう、ごめんの意味が分かんない!!」
ヤダ…泣けてきちゃったよ…
「ウッ…ッッ…ウッ」
すると、
急に風牙くんに
だき寄せられた。
「も……やめて…
辛いから………やめて……ッッ。」