「い、いてぇよ…風牙ぁ!」


ボコボコな竜稀はそう言いながら
俺に抱きついて来た。




「離れろ。お前が悪い。」



「今度、変な事言ってみなさい。
ただじゃおかないから!
分かってるよね?竜稀くんッッ?」


三月は竜稀の胸ぐらを
掴みながら言った。



「ふざけん……!」



「…………」




「はい。すみません。」




時々、三月はヤクザなんじゃ
ないかと思う………




それから俺たちはゲームセンターで
遊んだり、一緒にプリクラを
撮ったりして楽しい1日が
終った……。