次の日私たちは近くの
ショッピングセンターに来た。



休みの日なのか凄く人が多い。




「あっ!有沙ちゃん待って!」



人が多いのに馴れてない私は
反対方向にいく人に邪魔されてばかりで。



あーもう迷子になっちゃうよー!


有沙ちゃんは1人で喋りながら
スタスタと行ってしまう。


有沙ちゃーん!
私、隣にいないけど…



私本当に迷子に…。



急いで有沙ちゃんのところに
行かないと…



と思い、私が走り出した時…


ドンっっ!!

いったーいっっ!!


誰かに勢いよくぶつかって
しまった…!


「あのっっ。すみませ……あ…!」




「あ…久穏…。」




「風牙くん!」


偶然にもそこに立っていたのは
風牙くんだった!