心音side◇◆◇◆◇◆◇◆
好き……
好きだよ…風牙くん…
あの日.聖くんに
無理矢理キスされそうに
なって風牙くんが
助けてくれた………
学校では何があっても
余裕な顔でいた風牙くん…
でも私を助けてくれた
時は余裕なんて一ミリも
ないような顔をしてた…
いつも何かあったら
助けてくれる………
あの時…
もうこの人しかいない…
そう思った……
風牙くんを忘れる事
なんか最初から
できっこ無かったんだ…
最低だ!!!
風牙くんを傷つけて
しまった………
聖くんにはきちんと
本当のことを言おう……
あなたじゃないって…
好きじゃなかったって…
そして何よりも聖君に
言わなきゃいけないこと
ゴメンなさい。
聖君は多分…いや…絶対
私に対する気持ちは本気だった。
風牙くんに聖くん。
私はどうして二人の男の子を
こんなにも傷つけてしまったんだろう。
ゴメンなさい。
本当にゴメンなさい。
風牙くん…。
ゴメンなさい。
そしてありがとう。
こんな私を好きでいてくれた。
私最低だね?
聖くん…。