俺は何分間くらい
固まってた…?



「おい!!!竜唏!!!!
きいてんのか!!」



「ぁ……あぁ。
ゴメン………で。何?」



「やっぱ聞いてなかったのかよ!!

だから…最近頭痛が
ヤバイんだよ…
変なゆめも見るし…」



「へぇ――って頭痛!?」



やっぱり久穏が言ってた
ように記憶がないのか?
でも…久穏だけ…
とか言ってたような。




「ぉ…おぅ。頭痛…。」



「風牙!!!」


俺は両手で風牙の両肩を
掴んだ。



「俺の事覚えてるか!?
竜唏たぞ?た・つ・き!!!」



「なんだよ!?おぼえてるわ!!!てか真剣な話
してんだけど………」



とすっごい顔で睨み付けて来た……。