『好きだよ…でも…
私が側に居ちゃ…ダメなの
だから岸谷君を
忘れるために…OKした…』


そのあと.久穏が
信じられない事を言った。


『岸谷君…記憶ないんだって…私だけだけど…』



風牙の記憶が…ない。
嘘だろ。俺と風牙は
ずっと一緒に居たんだ。



そんなばずねぇよ…


そのあとも久穏が三月に
色々話していたが……
まともに聞く事が出来なかった。