健が私のこと好きなんてありえない。
だって私たちには・・・・・悲しい過去があるから・・・・・。
あれは私たちが小学2年生のときの話。
そのころも私は健と遊んでた。毎日毎日健と遊んでた。
私たちはいつものように遊びに出かけた。
そして悲劇が起こった。なんでこの時遊びに行ったんだろう?
いまはこう思う。何があったかと言うと・・・・・。
私は健の家に遊びに行った。
「健~あ.そ.ぼ。♪」
「奈々架~何して遊ぶ?」
健が聞いてきた。あの時私があんな事言わなければ・・・・・。
「暑いから『川』に行きたい!!」
「おぉいいな~。んじゃ行くか~」
行くってなってもこのときなんで言う事聞かなかったんだろう・・・。
「ダメだ。二人だけは危ないだろ?」
そういってこっちにくるのは健の兄の悟君
「なんで?じゃあ悟君も行こうよ♪」
「そうだな俺も行くならいいだろ」
「なんだよ兄ちゃんばっかり・・・・。俺兄ちゃんも行くならいかない」
このとき健が止めてたのにどうして・・・・。
「えぇ!!健も一緒がいい!!何で行かないって言うの!ウェェん!!!!!!」
私のわがままで・・・。
「わかったよ。俺も行くから泣くなよ。」
そうして私と健と悟君で川に向かっていってしまった。
「川だ!!足入れよ~。」
この時健は違うところにいた。
「おい!!気をつけろよ!!」
「わかった悟も気をつけろよ!」
「奈々ちゃんも気をつけるんだよ」
悟君が言ったのにまったく聞こえていない私は・・・・奥まで行ってしまった。
「悟君もおいでよ♪・・・・・キャアァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
私は深い所に行ってしまって溺れてしまった。
「たす・・けて・・・さ・・とる・・・くん!!!」
私は精一杯叫んだ。
「奈々架ちゃん!!今行くからっ待ってて!!!!」
そうは言うももの水の流れが速すぎて言うことがきかない。
「も・・う・・・だ・・・め・・・・」
そこからの記憶ははっきり言ってまったくない。
私が目を覚ましたのは砂利の上だった。
でも悟君の姿がない。
「さとるくん!!!!どこ??!!!さとるくん!!!」
周りを見渡すと遠くのほうに何か影が見えた。
私はすぐに走ってその影のほうに行った。
それは悟君だった。
「悟君大丈夫?」
よかった息はしてた。でもその息はものすごく荒かった。
「ななか・・・・・だいじょうぶか・・・・?」
自分が危険な状態なのに私のことを心配してくれた。
今はそう考えられるけど前の私はそんなこと考えてなかった。
「うん大丈夫だよ。悟君帰ろうよ?健も心配してるよきっと。」
「そうだな・・ハァ・・・ハァ・・・。奈々架は帰れ。」
「悟君は?悟君も一緒だよね?」
「俺はもうだめだ・・・・ハァハァ・・奈々架健にはこう言ってくれ
俺が死んだ理由は溺れたからだって」
その一言ですべてわかってしまった。
悟君は溺れた私を助けて自分が・・・犠牲になってしまったことを。
「悟君ごめんね!!お願い死がないで!!!!健を呼んでくるから!!」
私が行こうとした瞬間腕をつかまれた。
「駄目だ!!もういいんだ・・・ハァハァ・・・余計なことするな・・・。」
悟君が言った後あることを話してくれた。それは・・・・
「奈々架・・俺は・・・ハァ・・・ずっとお前が・・・好きだった・・・・。
でもお前は・・健の事しか・・・ハァハァ・・・見てなかった・・・。」
私の瞳は涙で一杯だった。だって私も好きだったから。
でも健のお兄ちゃんだしって考えると心が痛くてしょうがなかった。
だからうれしかった。なのになんで悲しいんだろう?
「悟君私も好きだよ。健も好き。でも健は友達としてだけ。悟君は
恋愛感情だよ。だから死がないで。お願いだから!!!」
もう言うことがない。涙のせいで言えないよ・・・・。
「両思いだったんだな・・・。ありが・・と・・う・・。」
そういって悟君はもう目を覚まさなかった・・・・・。
最後に言ったんだ・・・
「死んだ理由はただおぼれたって言えって」
これは最低な約束かもしてない。でも最初で最後の約束だから
絶対に守るって決めたんだ。
だって私たちには・・・・・悲しい過去があるから・・・・・。
あれは私たちが小学2年生のときの話。
そのころも私は健と遊んでた。毎日毎日健と遊んでた。
私たちはいつものように遊びに出かけた。
そして悲劇が起こった。なんでこの時遊びに行ったんだろう?
いまはこう思う。何があったかと言うと・・・・・。
私は健の家に遊びに行った。
「健~あ.そ.ぼ。♪」
「奈々架~何して遊ぶ?」
健が聞いてきた。あの時私があんな事言わなければ・・・・・。
「暑いから『川』に行きたい!!」
「おぉいいな~。んじゃ行くか~」
行くってなってもこのときなんで言う事聞かなかったんだろう・・・。
「ダメだ。二人だけは危ないだろ?」
そういってこっちにくるのは健の兄の悟君
「なんで?じゃあ悟君も行こうよ♪」
「そうだな俺も行くならいいだろ」
「なんだよ兄ちゃんばっかり・・・・。俺兄ちゃんも行くならいかない」
このとき健が止めてたのにどうして・・・・。
「えぇ!!健も一緒がいい!!何で行かないって言うの!ウェェん!!!!!!」
私のわがままで・・・。
「わかったよ。俺も行くから泣くなよ。」
そうして私と健と悟君で川に向かっていってしまった。
「川だ!!足入れよ~。」
この時健は違うところにいた。
「おい!!気をつけろよ!!」
「わかった悟も気をつけろよ!」
「奈々ちゃんも気をつけるんだよ」
悟君が言ったのにまったく聞こえていない私は・・・・奥まで行ってしまった。
「悟君もおいでよ♪・・・・・キャアァァァァァァァァァ!!!!!!!!」
私は深い所に行ってしまって溺れてしまった。
「たす・・けて・・・さ・・とる・・・くん!!!」
私は精一杯叫んだ。
「奈々架ちゃん!!今行くからっ待ってて!!!!」
そうは言うももの水の流れが速すぎて言うことがきかない。
「も・・う・・・だ・・・め・・・・」
そこからの記憶ははっきり言ってまったくない。
私が目を覚ましたのは砂利の上だった。
でも悟君の姿がない。
「さとるくん!!!!どこ??!!!さとるくん!!!」
周りを見渡すと遠くのほうに何か影が見えた。
私はすぐに走ってその影のほうに行った。
それは悟君だった。
「悟君大丈夫?」
よかった息はしてた。でもその息はものすごく荒かった。
「ななか・・・・・だいじょうぶか・・・・?」
自分が危険な状態なのに私のことを心配してくれた。
今はそう考えられるけど前の私はそんなこと考えてなかった。
「うん大丈夫だよ。悟君帰ろうよ?健も心配してるよきっと。」
「そうだな・・ハァ・・・ハァ・・・。奈々架は帰れ。」
「悟君は?悟君も一緒だよね?」
「俺はもうだめだ・・・・ハァハァ・・奈々架健にはこう言ってくれ
俺が死んだ理由は溺れたからだって」
その一言ですべてわかってしまった。
悟君は溺れた私を助けて自分が・・・犠牲になってしまったことを。
「悟君ごめんね!!お願い死がないで!!!!健を呼んでくるから!!」
私が行こうとした瞬間腕をつかまれた。
「駄目だ!!もういいんだ・・・ハァハァ・・・余計なことするな・・・。」
悟君が言った後あることを話してくれた。それは・・・・
「奈々架・・俺は・・・ハァ・・・ずっとお前が・・・好きだった・・・・。
でもお前は・・健の事しか・・・ハァハァ・・・見てなかった・・・。」
私の瞳は涙で一杯だった。だって私も好きだったから。
でも健のお兄ちゃんだしって考えると心が痛くてしょうがなかった。
だからうれしかった。なのになんで悲しいんだろう?
「悟君私も好きだよ。健も好き。でも健は友達としてだけ。悟君は
恋愛感情だよ。だから死がないで。お願いだから!!!」
もう言うことがない。涙のせいで言えないよ・・・・。
「両思いだったんだな・・・。ありが・・と・・う・・。」
そういって悟君はもう目を覚まさなかった・・・・・。
最後に言ったんだ・・・
「死んだ理由はただおぼれたって言えって」
これは最低な約束かもしてない。でも最初で最後の約束だから
絶対に守るって決めたんだ。