「でも、空羽いきなりどうしたの?
今まで私がイメチェンしよ!!って言ってもさなかったくせにぃ~!」

そう、私は今までに何度も空羽にイメチェンしよっ!!て言っていた。

だから、空羽からイメチェンしたいって言ってくるのは私にとってとっても嬉しかった。


「うん・・・。ごめんね・・・夢羽・・・。
私、もう高校生じゃん。だから新しい自分をつくりたいなぁって思ってさ・・・。
夢羽みたいに可愛くなれないのはわかってるんだけど・・・・・・。」

もう・・・・・・。ホントにこれだから空羽はいけないんだよ。

だって空羽と私は瓜二つだよ。

私より可愛くなれるに決まってるじゃん!!

この無自覚妹め・・・・・・。

「あのね、空羽。私たちずっと瓜二つって言われてきたよね?」
「うん・・・・・・。でも・・・、どうしてこんなにブスな私とこんなに可愛い夢羽が瓜二つなんだろうってずっと思ってた。」

うわぁ~。やっぱり私の妹無自覚だわ。