ついに、念願だった高校デビューのことを夢羽にはなすことができた。


でも、なんで夢羽はあんなに可愛いのに、わたしはこんなのになってしまったのかと言うと・・・・・・




私たち双子は、凄く仲がいい双子で評判だった。

それに、私たちは、ママの血を引いてか、可愛いと評判だった。

でも、小学校2年生の時・・・・・・

私は、極度の人見知りで、誰とも話すことができなくて、いつも絵本ばっかり読んでいた。


「なんで、夢羽ちゃんはあんなに明るいのに、空羽ちゃんはあんなに暗いんだろ。
まるで、正午と深夜みたい」

その言葉を聴いてしまった私は、ますます自分に自信がなくなっていった。

そして、さらに人と話すことが苦手になってしまった。

夢羽はあんな性格だから、すぐに友達もできてたし、可愛いから彼氏もいた。

はじめは、なんで夢羽だけ・・・・・・って思うこともあった。
けど、ある日、私は気づいた。