「ええ。安心なさってくださいね」


「分かった。……ちゃんと仕事してね」


「はい」


 玉木が端的にそう言って、デスクに座り、パソコンのキーを叩き始めた。


 あたしも主任席で仕事をし出す。


 また日常へと押し戻された。


 淡々とした感じの。