と返す。


「友里は帰宅したらすぐにお風呂入って、食事取るんだろ?」


「ええ、変わりはないわ。リズム出来てるし」


「まあ、確かに現役の会社員はそうだろうな。いくら夜が自分の時間って言っても、疲れて眠る時間だしね」


 彼も納得しているらしい。


 ずっと仕事で忙しいからだ。


 あたしも思う。


 雄哉が休日ぐらい、ダラダラ過ごしたいだろうことを。


 昼になり、自炊して二人分の食事を作った。


 テーブルを囲み、食べ始める。


 彼が普段、食事や栄養に偏りがあることを知っていたので、会った時ぐらい手料理をご馳走したいと思っていた。


 特別なことじゃないのである。