雄哉も週末とかまとまった休みの日以外、ずっと仕事をしている。


 もうすぐクリスマスだ。


 お互い、普通に仕事なのだけれど……。


「友里」


「何?」


 その夜、混浴した後、ベッドの上で寄り添う。


「多少何かあっても、俺に言ってくれよ。話聞くからさ」


「ええ、そのつもり」


 そう言って、ゆっくりと体を重ね合う。


 何ら抵抗はなかった。


 抱き合って、愛を交わすという行為に。


 そして性交が終わった後、眠る。


 自然に、だ。