「ええ。早くケリが付けばいいんだけどね」


「まあ、あれだけ日本中を騒がせたヤツらだからな。実刑喰らって当然だよ」


「あたしもそう思う。別にあの人たちは擁護されないわ。悪いことしたんだし、懲役でも三年ぐらいは堅いわね」


「君もそう思うの?」


「うん、当たり前よ。損害を与えたのは、イコール罰則を加えられるってわけだからね」


 憤慨を抑えられなかった。


 ここ数週間で裁判が結審する可能性が高い。


 一体どうなるのだろう……?


 あの悪い輩は。


 雄哉があたしの淹れたコーヒーを飲んだ後、近付いてきて、


「友里、気持ちいいことしない?」


 と言い、一緒にベッドに入る。