大抵、朝方夢を見て、目が覚めると、ベッドから起き出す。 


 そしてキッチンへと向かった。


 コーヒーを淹れるためである。


 朝一杯欠かさず飲む。


 あたしも長年コーヒーは好んできたのだし、今でもそれは変わらない。


 紅茶や緑茶を飲まずに、あえてコーヒーを飲む。


 しかもブラックで、だ。


 今は彼と一緒にいるのだが、別に何も気に掛かるわけじゃない。


 愛し合っている時は我を忘れるのだ。


 それが自然だった。


 普段の疲れは休日癒す。


 その繰り返しだ。


 雄哉と過ごす週末や休日が楽しみである。