「そう?だったらいいけど」


 雄哉も心配してくれているのだ。


 あたしの仕事が嵩んでいて、きつくないかと。


 確かにずっとパソコンに向かい、企画書などを作り続けている。


 平日こなしていることは大変だった。


 だけど、不満や愚痴は言い出せばキリがない。


 そう思っていた。


 今、同じベッドの中にいて、体を寄せ合っている。


 彼とはずっと一緒にいられると思っていた。


 何も年齢が変わらないというだけじゃない。


 普通にお互い通じ合うからだ。


 雄哉もいろいろあるだろう。


 ずっと営業して回るので。