気を付けているのだった。


 これから先、たとえ独身であったにしても、雄哉と休日同棲できることが嬉しいのだから……。


 素直にそう思える。


 金曜の夜、ベッドに寝転がったまま、いつの間にか眠ってしまっていた。


 そして土曜の朝方、目が覚めてしまう。


 起き上がり、キッチンへと入っていった。


 コーヒーを一杯アイスで淹れ、口にする。


 彼にメールを打った。


 <おはよう。今日と明日は会えるわね。一応午後二時半ぐらいに来て。待ってるから。じゃあまたね>と打ち、送る。


 すぐに返信があった。


 <分かった。午後二時半に来るから待ってて。じゃあまた>と打ってあるのを読む。


 そしてスマホをいったんテーブルに置き、キッチンでのんびりし始めた。