そして午前五時や六時には目が覚める。


 完全に朝型の生活パターンになったのだ。


 起き出し、必ずコーヒーを一杯淹れて飲んでいた。


 朝食用に焼いたトーストなどを齧りながら、である。


 わずか一杯のコーヒーがこんなに美味しく感じられるとは思えないぐらい、この季節のモーニングコーヒーは美味しい。


 ペットボトルは持っていっていた。


 水分補給しないと、脱水症状になってしまうからである。


 そう思い、水道水を沸かして、冷蔵庫で冷やし持っていく。


 そんな感じで時が過ぎ去っていくのだった。


 日中はずっとパソコンのキーを叩いている。


 腱鞘炎は治らない。


 職業病なのだ。