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 日曜は一日、海にいた後、あたしの運転する車で街へと帰ってきた。


 さすがに蒸されれば、肌も焼けてしまう。


 日焼け止めはほとんど効いてなかった。


 日曜の夜、雄哉と混浴し、汗や脂などを洗い落としてしまってから、リビングで寛ぐ。


 アルコールフリーの缶ビールを手に取り、プルトップを捻り開けて呷った。


 別に日焼けなど気にしてない。


 自然と焼けてしまうからだ。


 夏場は通勤途中でも日差しが差してきて、肌に紫外線が当たる。


「雄哉も焼けたわね」


「ああ。……君も焼けてるな」


「ええ。自分でも分かるの。ずっと海辺にいると、いくら日焼け止め塗ってても焼けちゃうって」


「でも夏も一年に一度だからね」