雄哉がそう言って、グラスに口を付け、あたしを抱きしめる。


 ゆっくりと腕同士を絡ませた。


 何も遠慮することなく。


 まるで蛇のように、腕や足が絡み合う。


 性交し続けた。


 お互いの存在を愛おしいと思いながら……。