と言う。


「ああ」


 雄哉が頷き、あたしのいるところへと来た。


 そして揃った形で、昼食を取り始める。


 お互い分かっていた。


 いつも、ちょうど昼前に空腹を覚えてしまうということが。


 食べ終わり、食器類を片付けてしまってから、一緒のベッドに潜り込む。


 そしていろいろと語り続けた。


 一週間いろんなことがあったのを具に話しながら、同時に気持ちも癒そうと思って。


 ずっと続く。


 語りが、である。


 夕方頃、コーヒーを淹れ直し、彼のところへと持ってきた。


「ああ、ありがとう」