確かに私身長153しかないけどさ、これでも伸びたんだからね!!


ポカポカ容子を殴ろうとするけど、頭を手で押さえつけられて完敗。


ムゥ~~~と頬を膨らませていると、昨日の爽やか少年が口を開いた。


「さ、3-B………?え?君もしかして3年生?」


「そうだけど?」


私が3年生なのは事実なので、素直に認める。


すると男の子は“しまった”という顔になり、ガバッと頭を下げた。


「す、すみません先輩!!オレ2年生なんですけど、昨日も今も先輩の事同い年か後輩かと思ってました!!」


「へっ……」


ガーーン!