私の視線に気づいたのか
こちらを向いた。
必然的に目もあうわけで…。

謝らなきゃっ…!!

「すみませ-……」
『 3組の37番。 』

ニコニコと笑いながら
さっき聞こえた声とセリフ。

・・・・・・え?待って?あたしに言ってるの?
イヤホンを外し首を傾げる。

「 ぷッッ。クラスみえへんのやろ? 」