次の日。

学校へいった。

誰かにばれてるんじゃないかと不安になりながら。


村佐部くんの姿を探してみる。
まだ学校にきてないのかな?

「おーい。地味子なにキョロキョロしてんの?誰をさがしてんの?」

クラスの女子たちがいう。

私にかかわらないでよ。
そう思ってても言えない。

「あっ。」

村佐部くんがきた。
女子たちが反応する。

「あっ。玲音じゃん!
玲音おはよー。」

「てかさー、あんたどっかいって?
目障りなの。」

クラスのみんなが笑ってる。

「あのさ、俺の彼女にそんなこと言わないでくんない?」

村佐部くん。
助けてくれたんだ。

「ちょっと。どうゆうこと?
玲音、彼女はうちじゃなかったの?」

村佐部くん。
彼女いるのにわたしを彼女にしたの?

ズキッ。

胸がいたい。

この痛みはなに?