次の日、私はギリギリに来た。


佐藤鈴を守るため。


でもそのせいでいつもより。


「リィちゃ〜ん♡」


「なぁに?いまはぁちょっと忙しいからぁまた後ではねぇ♡」


…これで何回目だっつーの。


私はイライラしながら教室にむかった。


案の定佐藤鈴はいじめられていた。


やり方が酷い。


頭にかえるがのっている。


机はボロボロ。


やっぱり女は最低だ。


佐藤鈴が教室から出て行った。


隣の空き教室に入って行ったからバラしたくないらしい。


強い女。


私が守るよ。