『……ウソ……だよ!

……本当は大好きだよ!!』


そう言ってあたしは健の胸に飛び込んだ。


『……俺も』


あたしたちはそのまま……キスをした。


……ねぇ、健……?


この思い出はね、あたしにとって、

すごく幸せな思い出なんだよ……?


……例え……健が忘れたとしても……。