「キャーーーーー!!!おはようございます、涼太様っ!!」

「おはよ((ニコッ」

「キャーーーー!!」

あ、今日もまた違う女の子が隣に居る……。
私は一度も涼太の隣に立ったことなんて無いのに、あの子は特別なのかな……?

毎朝窓から見る涼太の隣には必ず女の子が居る。
本当は涼太が他の子と居るところなんか見たくない。だけど、つい気になって見てしまう…。

「おはよう/おはよっ♪」

「あ、愛音に愛!おはよ」

この二人は双子の姉妹。
姉、笹倉愛音と妹、笹倉愛。


「また見てたの…?」

「え?……あぁうん…」

「そろそろ諦めれば良いのに……」

「無理だよ……」

「おい、そこのブス。俺の宿題やれや」

「わ、分かったっ!」

「クスクス…彼女なのに良いのぉ~?」

「は?こんな奴、彼女じゃねーし(爆」