隣の席は高山昂。

正直あまりタイプではない。

いつものようにボーっとしていると、高山くんがノートの紙切れを渡してきた。

「僕、愛奈ちゃんのことがすきです。返事はゆっくり考えてからでいいから。」

顔が一瞬で赤くなるのが分かった。