…私はエロいかもしれない


ボキッとシャーペンの芯を折っていた…

家で勉強していても考えてしまう……先輩の事、先輩との行為の事…

っていうか、アレはなんなの!?グミキス!?グミプレイ?グミって飴と違って溶けないよね?何で無くなるんだろう…テンパって全くあの間の記憶がない…
恐ろしい恐ろしい!私の脳内はどんどん先輩に侵食されてる

だってグレープ、キス、マスカット、次から次へと先輩を思い出すアイテムが増えていって、生活に支障がきたしている!勉強に身が入りませーんっっ!

思い出しては赤面して……私もエロの仲間入りだ…
はぁーぁ…

どうもはじめまして。エロエロ姫です…なんちゃって

「あーぁ!何やってんだよ〜、私…」

机に突っ伏していたら部屋のドアが開いた

「妃芽、大丈夫?何かあったの?」

「清士!勝手に入ってくんなよ!ノックしろっていっつも言ってるじゃん」

この人は父親。威厳なし…

「ごめん、ごめん…」

清士が出ていこうとした時、少しためらったように立ち止まりゆっくり振り返った。

「学校楽しいか?」