もう〜、恥ずかしくて死んじゃうよ〜顔の熱も心臓もどうにかなっちゃいそうだよー!!

バカ、変態、アホ…

私は悪口を心の中で激しく唱えた

あー、早く終わってー!!

そう思ったら、先輩は私の腰を寄せて近づけた。

せ、先輩!ここは…足じゃなくてアレの上じゃないんですかー!!!

私はパニックになり、熱い顔を下に向けた。

「はい、これ」

先輩は私にグミの袋を渡してきた
この状態で食べろっていうの!?超いじわる!無理だよー

「ご主人様って言ってみて!」

「えぇー」

「早く言わなきゃ降りれないよ」

「ううっ…ご、ご主人様」

「ちゃんと顔見ていって?ね、ヒメ…」

私は仕方なく熱い顔をあげ、先輩の顔を見た

「ご主人様…」

「じゃあ、光様って言ってみて」

「…ひ、ヒカリ様…」

「よし、よく出来ました」

先輩はニッコリ笑って私の頭を撫でてくれた

「先輩、もう降ろして!勘弁してくださいっ…」

「いいんだ、慣れるんだから。ほら、ご褒美にグミあげるから。食べなよ」

私は持っているのをすっかり忘れていた袋を持ち上げた。仕方なく一個一個口に運ぶ…

甘くておいしい…