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・・・あ!

「お~い! 淳くん! 竜輝くん!!」


「・・・お! 花子ちゃんと・・・莉子!!」


淳くんがそう言って近づいてきた!


莉子・・・大丈夫かなぁ~・・・

そう思って莉子の様子を見ると、莉子はビクついていた


「やっほ!花子!!」


「あ!竜輝くん~ やほ~~」


竜輝くんはいつもどーりだ!

良かったぁぁぁぁぁ~~


「てか、淳くんの様子はどうですか?隊長!!」

(↑コソコソ・・・)

「隊長ってww 今日ずっと魂抜けてたよ(笑)

 あの2人、ケンカしたらしーね」


「そうなんだよぉ~~・・・」

「てか、向こうの空気大丈夫かな・・・(汗)」

あ!


そうだった!!!



莉子達を見てみると・・・


・・・・空気重っっ・・・!!!!!


すごい、どんよりパワーが出ていた・・・


いつもとほんとま逆・・・


とりあえず・・・どうにかしないと。。。


「みんなっ!! 屋上行こ!」



あたし達は屋上へ移動した







・・・・・。



この空気・・・ どうしたらいい(泣)??


誰もしゃべんないし。。。



サワサワと肌寒い風が流れた

ここは・・・・あたしがやるしかなさそーじゃん・・・


山川 花子!!頑張りマスッ!!!



「あたしねっ!!リンゴの皮むきが得意って言ったじゃん!

 もっとうまくなって、梨の皮むきもできる様になったんだよ!!!」


・・・し~~~~ん・・・・・。


う・・・うわぁぁぁ~~~ん(泣)


なにこのスベった感満載な感じ・・・

てか、梨とリンゴってあんま変わんないよね~~


・・・まじで、SOS~~



竜輝くんを見ると必死に笑いをこらえていた。。。


ばかやろーーーーッ



そんな事より、早く莉子達を仲直りさせないと!!!


「莉子っ」(←コソコソ)

「う・・・うん・・・!」


「ね・・・ねぇ!あっくん!! 何で昨日あんな言い訳言ったの??」


い・・言ったぁーーー!!!


莉子の声は震えていた・・・