「去年メンバーで決めたんだ。来年の一夏の命日にあの日歌うはずだった曲出そうって」


「…」


…うそ。皆がそんなこと考えてくれてたなんて…


「来てやって?あいつも喜ぶから…」


「…」


"じゃあ"と純平くんは友達にも…とチケットをもう1枚置いて公園を後にした。