「またこんな時間に来て!何回目?」


「はいっ、これ!」


手渡されたのは小さな袋。


「何?」


「誕生日プレゼント!なかなか決まらなくてさ。ストラップなんだけど…じゃーん!!おそろだよ♪」


美嘉は自分の携帯を取り出して"見て見てっ"と言った。


まさかそれで遅くなったの?あたしのプレゼント選ぶのに…?