「早く寝ないと、いい加減体壊すよ?

・・・・・副長が体調崩しちゃ、示し付かないでしょ」



眠そうに目を擦る土方に向かって、静かに言った。


ぼぅっとしたままの土方から、布団を引っぺがす。



「しかたねぇだろ、仕事だし」


「その仕事で体調崩して、仕事溜めたら意味無いよ」


「そしたら・・・・・その倍徹夜だ」


「そしたらその倍体壊して、その倍の仕事が溜まるよ」


「――――そうなったら・・・・・っ」


「皆にも迷惑掛けるよねぇ・・・・・?」