桜はもう散ってしまって
少しだけ木に花がついているぐらいだった

ここに来るとなんでも忘れられて
スッキリするはずなのに・・・

なのに・・・

「え・・・」

あの時の
早恵ちゃんの顔が

忘れられなくて


早恵ちゃんからだった・・・
私に話しかけてくれたのは